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今年の新酒、これをおすすめ!

ドメーヌ・テール・ドレ ボージョレー

キュヴェ・ランシアン

醸造家はジャン・ポール・ブラン氏。

現代のボージョレーでは一般的なマセラシオン・カーボニック(炭酸浸漬醸造、MCと省略)という醸造法を行わず、伝統的な

ブルゴーニュなどと同じように、培養した酵母の添加なしで長期浸漬醸造を行う孤高の人。

 

ボージョレーでは販売解禁日が決まっているために、収穫が早い年であっても遅い年であっても、瓶詰めして出荷しなくてはならない日が自ずと決まります。そこで短期間で出来、しかも風味豊かで魅力的なワインにするために考案されたのがMC。現在では、新酒でなくてもこの製法で醸造されるワインは増えていて、いわゆる自然派ワインでも多く採用されています。短期間で出来るということ以外で、醸造過程での酸化のリスクが少なく、フレッシュで軽やかで飲みやすい・・酒離れしていると言われる現代の飲み手にも受け入れられやすいというメリットがあります。

ただ、MCで造るとMCという製法に由来する特徴が強く表れてしまい、本来ワインが表現するべき産地の特徴(テロワール)を隠してしまうという意見も少なくありません。

ブラン氏も、「マセラシオン・カルボニック製法で造るヌーヴォーは、私にとってはただの葡萄ジュース。長期マセラシオンにより、葡萄は本来の実力を発揮し、ワインにテロワールを表現する 」と語っています。

 

ブラン氏が手掛けるワインの名前にあるAncien、これは昔ながらの方法でという意味ですが、樹齢45年の古い樹から収穫したガメイ種の果梗を取り除き、厳選した粒のみをタンク内で潰し、果汁に果皮などの固形分を浸漬。15日間かけて野生酵母のみで発酵。まさに昔ながらの方法で醸造を行っています。通常、このような仕込みを行った場合、タンクや木樽、もしくは瓶に詰めた後に数か月間の貯蔵を経て、翌年以降にリリースされるので、即出荷の新酒としては、短期間で味わいが落ち着いているのか?という不安がなくもないのですが、今年は暑く乾燥していた夏で収穫が早かったため、じっくりと時間をかけて醸造するブラン氏にとって理想的な年だったはずです。

また、今回、航空便も輸入されますが、当店では船便のみの採用です。本来、熟成を要するスタイルのワインですから1ヶ月ほど遅れて届くのも好都合かもしれません。

到着日が未確定ですが、クリスマス、またはお正月に楽しむワインとして特におすすめです。(税込2800円)

ただいまご予約を承っていますので、店頭・お電話・メールなどでお申しつけくださいませ。